鉄骨工事とは
鉄骨工事とは、メーカーが製作した鉄骨部材を、現場で図面をもとに組み立て、取り付ける工事です。
この工事は、我々、鳶工(鉄骨鳶)が担当します。
鉄骨組立工事
メーカーが製作した鉄骨部材を、現場で図面をもとに組み立て、取り付ける工事を鉄骨工事と言います。
鉄骨工事は、とび工が担当します。
建物の躯体構造には、一般的に木造、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などがあります。
私達の仕事は、建物の根幹を支える仕事でありとても重要な作業になります。組み立てた後、地図に自分の建てた物が残るのが魅力でもあります。
鉄骨建方工事
鉄骨とびは、鉄骨造の建物において、建築図面をもとに骨組を組む職人をいいます。鉄骨をクレーンでつり上げて、高所で組み立てを行います。
鉄骨建方とは建設現場での最高位な業務と言われています。「下まわり」と「取付け」の2種類に分かれて作業を行います。「下まわり」作業のメインは「玉掛け」作業になり、クレーンなどで吊りあげるために荷にワイヤーを掛ける作業の事を言います。
鉄骨の大きさや形、建物の形状によって、吊り方や作業のしやすい角度が変わってきますので非常に精度のいる作業になります。
「取付け」は地上から離れた高所で、柱・梁を取付ける作業です。素早く安全に梁をおさめ、建物を完成させていきます。
その他
その他に、鉄骨工事に伴う色々な付随作業があります。
各種鳶業務、鍛冶・重量物据付などの業務も行います。
鉄骨の耐震工事、鳶工事、鍛冶工事等は、全てお任せ下さい。
耐震シェルター「レスキュールーム」
震度7の地震にも揺るがない安心の耐震シェルター型耐震工法レスキュールームです。
耐震工法レスキュールームは、ご自宅の一部屋だけに特殊な鉄骨を組み込むだけで、まるで巨大な大黒柱が出来上がり、家全体の強度を大幅に向上させます。
その強度は、耐震診断シミュレーション(簡易強度計算)を用いて、明確にお見せすることが可能です。他の工法で同等の耐震性能を得る為には、大幅なリフォームが必要になりますが、レスキュールーム工法では一部屋だけの工事でコストを抑えます。また、レスキュールーム工法では、工事期間中の引越しなどは不要です。レスキュールームを組み込んだ部屋は、垂直加重最大65トンに耐えられる性能を持つため、隣家の倒壊による被害からも命を守る耐震シェルターとしての役割を果たします。
レスキュールームの必要性
・世界中の地震エネルギーの10%が日本に集中しています。日本は地震断層が特定されている部分も多く、その発生確率も高い精度で予測されています。
・地震による被害者の80~90%は建物の倒壊によるものです。ご自宅が基準通りの耐震強度を備えていれば、被害はほぼ防ぐことができます。
・自宅を補強するだけでは、万全ではありません。隣家が倒壊し、押しつぶされるケースがあるからです。シェルター構造があれば、避難場所として使えます。
レスキュールームの特徴
・家全体を補強する必要がなく、一部屋に設置するだけで家全体の耐震強度が驚くほど上がります。(シミュレーターで確認できます)
・隣家の倒壊による被害も、シェルター部分はつぶれる事がありません。
・補強金具よりも圧倒的な信頼性があります。
・歪んだ建物(構造物)を矯正します。
・引越しは不要、1部屋だけが工事の対象です。
・取り付けは、オーダーメイドのため、どんな間取りでも設置可能です。
レスキュールームのポイント
・建て替えなしで既存住宅に組み込めます。
・引っ越し不要。住んでいるまま工事可能。
・工期は7~10日間。
・どんな間取りでも取り付け可能。
・お宅にあわせてオーダーメイド(窓の位置もそのままでOK)。
・欠陥住宅など既に傾いている家でも修理可能。
・柱・土台などが腐って倒壊のおそれのある建物に最適。
・土砂災害時の倒壊も防ぎます。
現場風景
現場作業の1日(鉄骨工事の流れ)
職人さんがどのように1日を過ごしていくのか、1日の仕事の様子を流れ図でまとめています。
現場などによって、細かい部分は異なりますが、概ね、下記のような流れで、1日仕事をして頂きます。
8:00 集合・朝礼
現場に集合します。
朝礼を行います。
8:15 KY活動・ミーティング
KY活動を実施し、本日の仕事内容などを確認していきます。
服装チェック、工具チェックなどは、事故防止のためにも念入りに確認します。
8:30 担当エリアへ移動・仕事開始
本日の仕事の持ち場へ移動します。
午前の仕事開始です。
10:00~10:30 午前の小休憩
午前中の小休憩です。
体力仕事でもありますので、しっかり休憩して下さい。
10:30~12:00 作業開始
午前の作業再開です。
スケジュールに沿って、午前中にすべきことは全て終わらせましょう。
12:00~13:00 お昼休憩
お昼休憩です。
しっかりご飯を食べて、体力回復しましょう。
各自、自由時間をお過ごし下さい。
13:00~15:00 仕事開始
午後のお仕事開始です。
気が緩む時間帯でもありますので、しっかり集中して怪我の無いように仕事に取り組みましょう。
15:00~15:30 午後の小休憩
最後の休憩時間です。
15:30~17:00 仕事再開
午後の仕事再開です。
1日のお仕事も後少しです。
本日の仕事がきちんと予定通り終わるように頑張りましょう。
17:00~17:15 片付け・明日の準備
お掃除して、綺麗に片付けます。
工具類が紛失していないかどうか、きちんと確かめます。
明日の準備をして終了です。
17:15 仕事終了・帰宅
1日お疲れ様でした。
気をつけて帰宅して下さい。